英語の勉強は 英語 直観力 の学習教材。ビジネスにも使える正しい英語がわかる勉強法です。

徳田 孝一郎 TOKUDA,Koichiro 英語・直観力 あなたの英語も必ず変わります。

英語エンターテイメントエッセイ 週刊「英語のそこのところ」のご購読者様より、興味深い感想をいただきました。

心が伝わる英語力養成サイト「英語・直観力」事務局の福島です。

 

Native English Speakerとのコミュニケーションのコツがわかる、英語エンターテイメントエッセイ 週刊「英語のそこのところ」をご購読いただいている方より、大変興味深いメッセージをいただきました。

 

本サイトへの掲載にご快諾いただきましたので、メッセージを一部掲載させていただきます。

 

※本メッセージは、週刊「英語のそこのところ」第110号、「合わせるよりも、説得をね。」の回にて、『「なぜ、タトゥーがあると温泉に入ることができないんですか?」と Native English Speaker に問われた際の返事について、英文作成する。』というお題に対していただいたメッセージです。

 

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前回の入れ墨の件、英作以前に、自分の意見をまとめるところで
時間切れになってしまいました。
私も入れ墨(わずかなタトゥーも含む)に対して嫌悪感があります。
でもそれは、ヤクザを連想させて怖いからではないので、
なぜなんだろう?と、けっこう考えてしまいました。

 

私がこどもの頃(昭和40年代)の金沢には、ヤクザという人が
わりと身近にいたような気がします。
暴力団ではなく、ヤクザです。

 

我が家は小学5年生で新しい家に引っ越すまではずっと銭湯通いを
していて、その当時は祖父、叔父も同居していたので、
男風呂に入る事が多くありました。

 

そこでは背中一面に入れ墨をした人を何度も見かけていて、
そんな「いかにもヤクザの入れ墨」をした人も、ごく普通に
銭湯に通って周りにいたので、特に入れ墨をした人に対して
怖い気持ちを持たずに育ったようです。

 

ですから、現在は禁止が多い「入浴施設での入れ墨をした人への
入浴規制」については、もし解禁になったとしても、それはそれ。
入れ墨をした人と同じお風呂には入りたくない、という
感情は持たないと思います。
怖くもないし、汚いとも思わない。

 

じゃあ、入れ墨をした人を快く思うか、というと、それは別。
そこのところが自分でも分からなかったので、ずっと考えていました。

 

私自身、入れ墨をしたいとは思いません。
入れ墨なんてしなくても、どんどん意志と反してシミが模様を作って
いるので(笑)、できるだけ模様のないキレイな肌でいたいのです。
赤ちゃんやこどものキレイな肌を見ると、羨ましく思うので、
私の中では入れ墨をした肌よりも、シミもないキレイな肌が
最高なのです。

 

息子にも入れ墨はして欲しくありません。
火傷などしないよう、怪我などしないように大切に
育てた息子が、自分の肌を傷めることはして欲しくないです。
「親にもらった大切な体を…」ですよね。

 

そう考えていくと、入れ墨=親への反逆 と感じるのでしょうか。
慈しんで育てた我が子が、そのキレイな肌に「けったいな」
模様をわざわざ入れるなんて、親への冒とくだ!
親への反抗=世間への反抗 なので、自分のこどもだけで
なく、知らない人の入れ墨も、好ましくは思えないのかも。

 

そして、アジア人の方が入れ墨に対して良く思わないのは、
根底に儒教の教えがあるからなのかもしれませんね。
(儒教が何なのか、ちゃんと理解していないままの、
イメージ的意見ですが)

 

とここまで、自分がなぜが入れ墨を嫌悪するのか
導き出してみたのですが、これを英作することが出来ず。
でも、普段何気なく思っている事を、自分なりに真剣に
考える機会をいただけて、徳田先生に感謝です。
「英語のそこのところ」は、英語の勉強だけじゃないですね。

 

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週刊「英語のそこのところ」は、ただ英語の知識を増やすための読みものではなく、
Native Japanese Speakerであるからこそ普段見過ごしがちな事柄に立ち止まり、考え、
その上でNative English Speakerの視点を知ることのできる機会を、皆様にご提供させていただければと思って提供させていただいております。

 

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